マクイーン時田 深山

マクイーン時田 深山

即興、現代音楽、オリジナル曲を世界中の様々な場で演奏する、オーストラリア生まれの箏奏者。
伝統に基づきながら、ジャンルの境目に関係なく、現代人が面白い、聴きたいと思える音楽に箏を入れていくという考えで独自の音楽を目指す。
ソロの他に、様々な楽器とのライブ活動も多く、その自然体で豊かな表現は定評を得ている。世界中から来日する海外のアーティストとの共演に加え、ヨーロッパや北米など海外フェスティバルでの招聘演奏も数多い。ソリストとして出演している音楽祭には、カナダのPowell Street Festival、東京JAZZフェスティバル、Melbourne International Arts Festival、Mapping Melbourne等があり、共演している団体にはVancouver Intercultural Orchestra、Australian Art Orchestra、日本フィルハーモニー交響楽団、トロントのThin Edge New Music Collectiveなどがある。
また、様々な国の新世代の作曲家とのコラボレーションを通して、これまでにない箏のための音楽を作り上げようと前進する。
2019年にはACC(アジアン・カルチュラル・カウンシル)の2018年度グランティとして半年間ニューヨークに滞在し、現代音楽、実験音楽、即興音楽シーンに関わり、活動する。2020年にヨーロッパ、アメリカ、オーストラリア、日本の作曲家の作品を収録したソロアルバム"SONOBE"をリリース。NYから帰国後の主な活動として、即興や自作曲、エレクトロニクスを取り入れるソロ演奏、Miyama McQueen-Tokita Trio、そして実験的な現代音楽を新しい形で発表するLow Light Art Ensembleを結成。
小田村さつき、沢井一恵に師事、東京藝術大学音楽研究科修士課程修了。東京在住。
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